自分が嫌いでなぜ悪い

27歳会社員 いまだに「意味」とか考えちゃう

自分で死に方を選べないのなら

新幹線で見知らぬ人に切りつけられたり、地震で建物や壁の下敷きになったり。どんなにまじめに生きていても、自分の努力ではどうにもできない死がある。 そんなことが起きなくても、多くの人間は自分の死に方を選ぶことができない。場所も時間もそうだ。普通…

人気俳優の年齢を追い越してしまったときの切なさと言ったら

27歳。まだ老いを意識してびくびくするような年齢ではないけれど、かといって「楽しければよくない?」とその場のノリだけではしゃげる年齢でもない。「ついこの間まで大学生だったから(震えぎみ)」という自意識はありつつも、新卒で入ってきた子を目の…

あの日電車に飛びこんだのは私だったと思う(終)

会社へ戻る電車をホームで待つあいだ、 「次にホームに流れてくる電車に、飛び込んでしまおうか」 と思った。そうしたら会社に戻ってから上司につめられることもないし、この無味乾燥で何も感じられない日々から開放される。生と死はほんの紙一重だ。一歩足…

あの日電車に飛び込んだのは私だったと思う(中)

朝起きた瞬間から、疲れていた。体が重くて、起きるのもしんどい。 それでも20分で身なりを整え、会社に向かう。始業の3分前の出社になることもしばしばあった。 休む、という選択は不思議と浮かばなかった。休んでも私のノルマが減るわけではないので、残り…

あの日電車に飛び込んだのは私だったと思う(前)

新入社員が自殺したニュースや、電車が人身事故で止まるアナウンスを耳にするたび、「ああこれは私だったのかもしれない」と考える。 私も入社1年目、地獄を見た。人間ではなかった時期がある。 人に言わせれば「大げさ」で「弱い人間」なのかもしれない。…

ものを少なくしたい&一人暮らしにおすすめのキッチン用品

お題その2「今年、買ってよかった物」 年の瀬せまる今日この頃、私も今年買ってよかった物をあげたいと思います。 こちらです。 fanマルチロースター ユニフレーム(UNIFLAME) fanマルチロースター 660072 出典: fanマルチロースター | ユニフレーム アウト…

「この世界の片隅に」は今年No.1かもしれない

観た人みんな「よかった」「よかった」と口を揃える映画、 「この世界の片隅に」を観てきました。 はい、よかったです。号泣というよりは、心の底からじんわりとこみ上がる深い感動でした。戦時中の昭和19年、18歳で広島から呉にお嫁にやってきたすずさ…

子宮がん検診を終えたら、何かを捧げた気分になっている

先日、子宮がん検診を受けました。 私の住む市では特定の年齢になると無料のクーポンが送られてくるので、「無料ならば」ということで行ってみました。 この検診を受けるのは2回目なので、もうどんな感じのものかは頭で理解しているのだが、やっぱり何だろ…

「逃げ恥」のみくりさんの家事代行のお給料から考える

今放送中のドラマ「逃げるが恥だが役に立つ」が周囲でも人気です。 学生時代に戻ったかのごとく、放送後は「昨日観た?観た!?」といろんな人と言い合っています。原作の漫画からのファンである私は、毎回一人で声を発しながらホクホクして観ています。実写…

なぜ「出世したくない=仕事に意欲がない」と捉えられるの?

大小多少の違いはあれども、会社で働いている人間なら、遅かれ早かれ昇級や昇進の機会はめぐってくるのではないだろうか。 私も先日、昇級(上がっても平社員なのですが)の可否を審査する、役員との面談があった。 結果からいうと不合格。来年も今の位置づ…

元気を出したいときに読みたい漫画「乱と灰色の世界」

毎日暗いことばかり書いている気がするので、今日は違うものを。 漫画です!漫画大好き! 仕事から帰宅して、あたたかい湯船につかりながら読む時間は本当に至福です。 特に、疲れていて、気分が落ちこんでいるとき。 そんなときに読みたくなるのは、入江亜…

おおきなかぶを引っこ抜く

昨日は雨宮さんのことを書きました。 ok1287.hatenablog.com 文才があって、それを支持する読者がいて、instagramには綺麗な写真がたくさんあがっていて……。でも、自分が嫌いで、自分のことを卑下していた雨宮さん。 今日なんとなく思ったのは、雨宮さんがin…

雨宮まみさんのこと

雨宮まみさんが亡くなった。 好きなライターさんだった。彼女もまた、生きづらい人だったのではないかと考えずにはいられない。ライターといっても様々で、ライター自身の名前が世に広く知られることはとてもめずらしいことだ。私はライターではないから、詳…

自分が嫌いでしょうがない

私は自己評価が低い人間です。 低くて、卑屈で、「自分なんて」と思う人間です。 それがどんなに損をすることかもよくわかっています。 けれど、どうしても自分を評価し、認め、ほめてあげることができないのです。 「○○は思っている以上に仕事ができている…